競馬初心者講座
今回は、単複馬券についてです。
私はあまり使わない券種ですが条件次第で使用します。
単複馬券のみでずっと馬券購入してる方もいますよね?
実際に「単複馬券ってどうなのよ?」というのが今回のテーマです。
目次
単複馬券のメリット
的中しやすい
とにかくわかりやすい
軸馬選定の練習になる
控除率が低い
単複馬券は他の券種(馬連や三連複など)より控除率の面で2〜8%ほどお得です。
控除率とは?
控除率が低いので的中時の配当がお得なようです。
的中しやすい
単勝は1着のみなので難しいかもしれませんが、複勝は3着まで来れば的中です。
的中させやすい印象です。
とにかくわかりやすい
単複馬券は18頭立てのレースでも1頭選ぶだけなのでわかりやすく簡単です。
ヒモ馬の事を考える必要もなく、わかりやすい馬券種といえます。
軸馬選定の練習になる
単複馬券は3着内、1着を狙う馬券種なので軸馬選定の練習になります。
軸馬としての予想精度が上がってから馬連・ワイドを購入すると多くの配当をゲットできます。
メリットしかない印象の単複馬券ですが、私はあまり使用しませんし好きではありません。
次のデメリットで解説します。
単複馬券のデメリット
配当が少ないと実は負けやすい
単複馬券で3倍前後のオッズは「3レースのあいだに1回的中」できれば勝てます。が、3倍前後のオッズの馬が続けて3着内に来ることは珍しいです。
確率の面から考えると「倍率の5倍ハマり」は想定内で起こり得ます。
どういうことかというと「3×5=15レースのハマり(不的中)があり得る」ということ。
単複馬券で15レース不的中は地獄です…汗
的中時3倍でハズレのレースが14レースはかなりのマイナスです。
「複勝が当たりやすそう!」と軽い気持ちで参戦すると痛い目にあいます。
馬券の配当妙味が活かせない
単複馬券はメリットのところで解説したようにわかりやすいので「馬の実力とオッズに差がなく」配当妙味が少ない印象です。
『配当妙味を狙い撃つのが競馬の醍醐味』と感じている私にとって単複馬券は魅力がない券種です。
そんな私でも単勝馬券を購入する時があります。
単勝馬券を購入する条件
狙ってる穴馬の単勝オッズが10倍以上の時です。
それ以外は買わないと決めています。
複勝に関しては、ほとんど購入した事がありません。
「複勝=1頭軸ワイド総流し」と同義なので、ヒモ馬が見つけれたらワイドを購入した方が配当妙味があります。
実は多くの買い目を購入している?
18頭立てで1頭選ぶと「18分の1」です。
三連複18頭から1つの買い目を選ぶと816分の1。
単勝と同じ「18分の1」の確率にするには三連複なら「45通り」買えます。
三連複の方が的中しそうじゃないですか?
単複馬券は「選んでる馬は少ないので買い目が少ない」と思いがちですが、
- 保険が効かない
- 配当妙味も少ない
- 実は「相対的に多くの買い目を購入してる」のと同義
などリスクも多い印象です。
ハズレ続けると病む
さきほども説明しましたが「3倍前後のオッズの馬」は3レースに1回的中できません。
この的中出現率が一定なら、みんなお金持ちになれます。
単複馬券は簡単で勝ちやすいイメージがありますが、個人的には難しい馬券種だと思います。
「三連複45通りで広めに網を仕掛ける」と的中する確率は上がります。
私の得意な大穴狙いの方法はこちら
単複馬券でハズレ続けると精神的に追いつめられ、しかも三連複や馬連のように1発で取り戻そうとすると掛け金が大きくなり、かなり危険です。
馬は1頭で走るわけではない
単複馬券は1頭だけを選べば良いのですが「馬は1頭で走る」わけではありません。
- スタートの出遅れ
- 他馬による不利
- 他馬に前を塞がれた
- 騎手の仕掛けが早い、遅い
- レース展開が向かない
- 枠に恵まれない
- 馬場があわない
以上のように「色々な理由が集積され馬券の結果」になっています。
競馬は「1頭を見る」より広い視野で全体観で考える方が上手くいきやすいです。
まとめ
単複馬券のメリットとデメリットについて解説してみました。
個人的にはメリットよりもデメリットの方が多い印象ですが、単複馬券を購入するのに適した条件もあります。
- 資金に余裕がある方
- 掛け金をレース毎に変えて資金管理できる方
以上のような方には適した馬券種だと思います。
例えば、同じ3倍でも
- 100万円×3=300万円
- 1000円×3=3000円
同じ倍率でも「200万円と2000円」の利益は全然違いますよね?
1000円で「200万円の馬券を的中できる」でしょうか?
競馬に限らず、ギャンブルはお金持ちの方が有利になっています。
「大金を掛けろ!」という事ではありません。絶対やめましょう。
使う馬券種や資金により、自分に適したものがあるのではないでしょうか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。