夏競馬は荒れるからつまらない?理由がわかれば攻略できます!
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競馬初心者講座。

今回は夏競馬についてのお話です。

夏競馬は荒れやすく読むのが難しいので競馬初心者の方にはおすすめできません。

いくら考えても的中できない!

夏競馬は「荒れる前提で考える」と上手くいきそうです。

*ちなみにわたしも夏競馬は苦手なので、なるべく馬券を買わないようにしています。

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夏競馬は荒れるからつまらない…荒れる理由とは?

下級条件のメンバーのレースが多い

夏競馬はG1もないように条件が低いレースが多く開催されます。

下級条件のお馬さん達は『どんぐりの背比べ状態』であり、ハッキリ言ってどのお馬さんが勝ってもおかしくない状況です。

一線級の馬は休養

夏はG1馬のような強いお馬さんたちは夏休みになります。

夏場は気候の影響でお馬さんに負担が大きいのが理由で、秋以降に開催されるG1に向けてリフレッシュ休暇してるわけです。

札幌記念はG2ですが、G1を見据えた叩き台(練習試合の感じ)であくまでも本番はG1です。

「強いお馬さん達がいない間がチャンス!」と、密かに厩舎や馬主さん・クラブチームが勝利を狙っていることも夏競馬が荒れる理由です。

騎手人気と馬の実力差

さきほども述べましたように夏競馬のお馬さん達は『どんぐりの背比べ状態』です。

実力差がありません。

実力差は無いのですが有名騎手が乗るという事だけでオッズが下がり人気してしまいます。

「お馬さんの実力とオッズが釣り合っていない」のが夏競馬が荒れる理由の一つです。

ですが「オッズに穴がある状態」こそ競馬の醍醐味なのです!

穴狙いの方にとっては夏競馬は得意なレースが多くある状況になります。

夏競馬は素人が馬券購入しない

G1のような有名な重賞レースは、普段あまり競馬に興味がない方も馬券購入されます。

夏競馬にG1や上級条件のレースがないと、素人さん達の関心がなく、

馬券購入してる人達は玄人(プロ)が多い状況になります。

オッズの変動も激しく「馬券を前日購入して的中したがあまり配当がない」などもありえます。

そんな玄人だらけの中に競馬初心者の方が参戦していくとどうなるか?

「負けてるのは競馬初心者の方たちだけ」の状況になります。気をつけてください。

地方競馬場と騎手レベルについて

 

夏競馬は地方競馬場開催です。

地方競馬場とは?

夏競馬といえば小倉

福岡県北九州市。

大阪以西で夏競馬を楽しめるのが小倉競馬場。

コース特徴:典型的な平坦・小回りなコース。

夏競馬は関西所属のトップジョッキーが参戦する。

夏の日差しを浴びながら、ビールや唐揚げ片手に楽しむ競馬はおすすめです。

新潟の夏競馬

新潟県新潟市。

1000mの直線で有名な競馬場ですね。(外枠有利で有名)

コース特徴:ローカルでは唯一、内回りと外回りの2コースをもつ。直線が長くスピード勝負が見られる。最後の直線からのよーいドンのレースになりやすく、決めてがある馬に向いている。

中京競馬場

愛知県豊明市。

ローカル開催で唯一、G1高松宮記念が開催される競馬場。

コース特徴:長い直線と急坂。中山競馬場につぐ西日本最大の急坂をもつ。独特なコース構成で、ペースの緩急に対応できる自在性が必要だ。

騎手レベルとは?

各地方に有名騎手が散らばり、一つのレースの騎手レベルが下がります。

一つのレースに、G1で活躍する有名騎手や若手の経験が浅い騎手などが混ざりあって戦うことになります。

有名騎手は秋以降にG1がひかえており、夏競馬で怪我やペナルティを受けるのは困ります。

若手騎手たちにとっては、夏競馬は名前を売るチャンスなので「気合い充分」でレースに挑みます。

そうなると若手の強引な騎乗と、有名騎手の控えめな騎乗が相まって配当的に荒れやすくなります。

夏競馬の楽しみかた

荒れることで有名な夏競馬。

本来なら馬券を買わずケンするのが理想的ですが、馬券購入するなら「穴狙い」をしてみてはいかがでしょうか?

荒れる前提なら9〜13番人気に目をつけ、上位人気馬に流す形です。

「荒れそうだな」と感じた時は簡単な馬券種で馬券購入をおすすめします。

簡単な馬券種とは?

単勝、馬連、ワイドになります。

相手のヒモ馬が絞れるなら、1頭軸で相手6頭へ三連複で15点買いもおすすめです。

夏競馬で3連単を使うのはやめた方がいいでしょう。

(中央開催でも競馬初心者の方に3連単はおすすめしません。3連単は馬連・ワイドでしっかり勝てるようになってから使う券種だからです)

夏競馬に適した血統はあるのか?

夏競馬に強い血統は、サンデーサイレンス系では

フジキセキ・アグネスタキオン・スペシャルウィークが有名です。

母父ノーザンテーストや、トニービン系も有名です。

血統は夏に強いというよりは、ローカルコースに適している、仕上がりが早いなどの特徴を感じます。

「夏馬」と呼ばれる、夏に強い馬は存在するので夏の実績で確認しましょう。

「夏は牝馬」も有名です。重賞は特に注意です。

まとめ

夏競馬は、競馬初心者には難しいと理解して馬券購入しましょう。

レースや買い目も絞り遊び程度で購入するか、ケン(馬券を買わずレースを見る)するのがおすすめです。

ポイント!思い切って穴狙いしてみるのが夏競馬の楽しみかたでもあります。

中央開催の予想スタイルは通用しづらいので、夏競馬は別物と考えましょう。

夏競馬は今まで構築してきた個人のロジックが壊れやすい時期でもあり、そのまま秋競馬・秋のG1シーズンに突入すると訳が分からなくなりスランプを招きやすいです。

夏競馬用のロジック構築をオススメします。

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